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投稿日:2017年5月11日 更新日: 機材レビュー

YAMAHAのアコースティックギター、A3Mに搭載のSRTピックアップシステムの実力に迫る!

デスクトップギタリストのChangNao(@Chang_7010)です!

だんだんとアコースティックギターの制作が増えてきたのもあり、安定感のあるものを一本入手しました。

一見ただのエレアコに見えますが侮るなかれ。実はこのアコギ、プリアンプに「SRT」というシステムを搭載したとてもバランス性に優れた一本なんです。

 

今日はそんな「SRT」システムの魅力にを紹介していきましょう!

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特徴

今回購入したのはYAMAHAの「A3Mっていう機種。もう既に生産が完了している商品なので、店頭にある最後の一本をお持ち帰りしてきました。

特徴としては…

・ライン録音なのにハイエンドなマイク音を再現できる
・豊富なサウンドバリエーション
・アコギの様々な奏法に最適化されている
・単三電池2本使用
・パンチインしても自然なため、DTMer向けでもある
ざっくりと特徴を挙げても、その万能さが漂ってくる概要ではないでしょうか。
詳しく説明していきましょう。

SRTシステムとは?

プロ仕様のハイエンドマイクのサウンドをオンマイク/オフマイクから選ぶことのできる画期的なシステムです。

しかもそのマイクの種類はなんと3タイプも!

プロフェッショナルなサウンドを得るにあたって、「良い楽器」と「良いマイク」は欠かせない要素
SRTシステムはその2つの要素に加えて「良いエンジニア」も監修、開発に携わったみたいですよ。

その開発にはなんと3年もの期間を要したそう。たくさんの試行錯誤の賜物という訳ですね。

シンプルな設計で音色の調節も簡単

A3Mの使用木材は、トップがスプルースサイドとバックはマホガニー単板仕様になっています。

ネックを握ったときにスッと手になじむ感覚。この感じもかなり良かったです。

プリ部はこんな感じ。

定番のボリューム3バンドEQはもちろん、SRTモードでのマイクの距離を再現するFOCUS/WIDEスイッチ、押すだけでハウリングの発生しているポイントを探し当て緩衝させるA.F.R」スイッチ

胴鳴りの大小を調節するRESONANCEつまみ。もちろんTUNAR機能も搭載されています。

最大のポイントは真ん中BLENDノブSRTとピエゾのミックスが出来るって所ですね。
曲の雰囲気や現場に合わせて組み合わせも無限大です。

ちなみに単3電池を2本使用します。おなじみの9V電池じゃないんですね。

そして内部で電圧を上げることによって、強く弾いた時に音が歪みにくく広いダイナミクスを再現できる、との事でした。

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SRT各モードのマイクと特性

SRT1:【Neumann U67】
言わずと知れたNeumannの定番機。
ワイドなレンジでダイナミクスも忠実に再現できるマイクです。
ストローク、ロック向け
SRT2:【Neumann KM56】
アコースティックギター、ボーカルに使用される小型マイク
アルペジオ、フィンガーピッキング向け
SRT3:【Royer R-122】
世界初と言われているアクティブ、リボンマイク
音がふくよかに収録されることから
カッティング、ソロ系向け

ハイエンドなマイクばかり…!マイキングの手間なしでこのサウンドが手に入るのは凄すぎます。

どんなサウンド?

音作りの振り幅がかなり広いため、実際にピエゾとSRTそれぞれのモードでデモを作ってみました。

前半はストロークとアルペジオ、中盤がフィンガーピッキング、後半がストローク+ソロの構成です。

【パターン1】ピエゾピックアップのみ
※EQ、RESONANCEはフラット

【パターン2】SRT1(Neumann U67)
※EQ、RESONANCEはフラット、FOCUS/WIDEスイッチは「FOCUS」

【パターン3】SRT2(Neumann KM56)
※EQ、RESONANCEはフラット、FOCUS/WIDEスイッチは「FOCUS」

【パターン4】SRT3(Royer R-122)
※EQ、RESONANCEはフラット、FOCUS/WIDEスイッチは「WIDE」

まとめ

どのSRTモードでもそれぞれのマイク、さらには空気感までしっかりと再現されているから驚きですね。
これだけハイエンドなビンテージマイクでの環境が、SRTシステム搭載のギター1本買うだけで得られるのだから贅沢な買い物をしたなと大満足しています。

シミュレーターのように人工的に作り出したサウンドではなく、ギターから奏でられた音にマイクの要素や空気感を足しているという方が近いですね。とはいえ実際はあくまでライン録音ですから、ライン録音でもパンチイン前後でマイクの位置が変わっちゃって繋ぎ目が不自然に…。なんてこともありません。
生楽器のマイキングはコツとノウハウも要るし音質と安定感、両方の意味で推せる商品だと思います。

特に多ジャンルでアコギを弾く人、宅録でギターを弾くDTMerにはオススメしたいです。

YAMAHAさんはSRTシステムとは違う観点から真のアコースティックサウンドを追求した「ARTシステム」を搭載したモデルも↓に載せておくので是非チェックしてみてくださいね。

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デスクトップギタリストのChang-Nao(@Chang_7010)でした!

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  1. […] SRTピックアップシステムを搭載したA3M一本のみで収録。これだけで空気感や別のマイクを再現できるのでかなり重宝しました。 […]

  2. […] 関連記事:YAMAHAのアコギのSRTピックアップシステムについて […]

  3. todo51 より:

    SRTピックアップシステムにはチューナーが付いてるようですが、最新のSRT2ピックアップシステムには付いていないのでしょうか? かなり簡略化?されたような感じで見当たりませんので。

    • ChangNao より:

      コメントありがとうございます。
      最新のものはどうかは分かりませんが、少なくとも自分のものにはチューナーも搭載されています。

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